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世界遺産鉄道のベルニナ急行乗車体験記!クールからルガーノ間の見どころを紹介します【母と巡った夏のスイス8日間の旅①】

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2024年7月、日本から母が遊びに来てくれたので8日間スイスの観光をしました。

今回は母希望のレーティッシュ鉄道「ベルニナ・エクスプレス(ベルニナ急行)/Bernina Express」に乗車した体験記です。

世界遺産の鉄道ルートレーティッシュ鉄道アルブラ線ベルニナ線をフルコースで満喫しました。

見どころを写真と共にご紹介していきます!

私たちは【クール駅/Chur】から【ルガーノ/Lugano】まで移動しました。

※ティラノからルガーノまではベルニナ急行バスでの移動です。

目次

ベルニナ急行のチケット

ベルニナ急行観光列車は完全指定席です。夏はハイシーズンなので、早めに予約しておくことをお勧めします。

同じルートを予約不要の普通の電車も通っています。お金を節約したい方や、途中下車しながら旅したい人はそちらも検討されると良いと思います。※クールからティラノに移動する場合、普通列車だと途中乗り換えが2回以上必要になります。

母はスイストラベルパスを利用したので、指定席券のみ3ヶ月前に予約しました。ベルニナ急行のチケット購入方法については以下の記事で詳しくご紹介しています。

Klook.com

ベルニナ急行乗車体験記・見どころ

8:30 クールを出発 Chur

いよいよ旅の始まりです!

私たちは始点のクールに前泊しました。

予約していた電車は朝8時半だったので、少し早めにクール駅に行ってSBBカウンターからスーツケースをベルンまで送る手続きをしました。

身軽になったので、早速ベルニナ急行列車に乗り込みます。

みなさん気づきましたか?

「ようこそ」が「ようそ」になっている(笑)

こういうのネイティブチェックはしないのかな?といつも思うんですよね。スイスの観光地ではよく珍日本語が見られます。でも日本語表記があるだけ嬉しいですね。

2等車の荷物置き場はすぐにいっぱいになっていました。スーツケースなど大きな荷物を持って移動する方は荷物を郵送するか、早めに行って荷物置き場を確保するようにした方が良さそうです。

ちなみにこちらの棚以外にも、リュックサック程度の大きさであれば、座席の下や、座席と座席の間などに収納できます。

私たちは、大きなスーツケース3個(母とその他友人)も持っていたので、SBBのサービス使って郵送して良かったです。このサービスについても、また別記事で詳しく体験談をご紹介したいと思います。

見どころ
ランドヴァッサー橋 Landwasserviadukt 

クールからティラノ方面、進行方向に向かって右側の席から撮影した写真です。

見どころ
モルテラッチ氷河 Morteratschgletscher

グラウビュンデン州最大のモルテラッチ氷河が見えました。晴れていたらすごい絶景なんだろうなと思いつつ、曇っていても伝わってくる自然の壮大さ。美しいです。

こちらの氷河、近年の気候変動により急速に後退してしまっているそうです。手間の灰色の部分も一面氷河だったのかな?

モルテラッチ氷河をバッグに走るベルニナ・エクスプレスの赤い車体がまた素敵〜!


そして、ディアヴォレッツァ駅(Diavolezza)で日本語を発見!箱根登山鉄道と姉妹鉄道提携して40年以上経つんですね。

見どころ
ビアンコ湖 Lago Bianco

元々は天然の湖のようですが、現在はダムが建設され、貯水湖になっているようです。

き、き、霧ーー!!!おーい!!見えんぞー山が見えんぞー!

ここからどんどん登っていきますが、霧がどんどん濃くなっていくような…

でもこんなことはスイス旅行にはつきものです。

山の上は特に天候が変化しやすく予想も難しいです。視界が真っ白にならなかっただけ良かったということにしておきます。

見どころ
パリュ湖 lago palü

パリュ氷河の水が流れ込んでできた自然の湖のようですが、1926年にダムが建設されてから貯水湖として使われているようです。wiki情報です。

それにしても色が美しすぎます。

見どころ
アルプ・グリュム Alp Grüm|標高2091m

ここで10分休憩です。レストランや、お土産屋さんなどもあります。

ここから先ほどのパリュ湖とパリュ氷河が綺麗に見えるはずなのですが、この日は霧が深くてパリュ氷河が見えませんでした…なんて残念。パリュ湖が見えただけよしとします。

10分間与えられたので、皆外に出て写真撮影をしていました。

私たちも記念写真をパシャパシャ撮りましたよ。

うーん、霧のせいで後ろに何も見えないぞ!?ここ本当にフォトスポットなのか!?と思っちゃいました。天気運がなかっただけなのですが。晴れてたら後ろに氷河が広がっているはずですよね。悔しいです!(泣)

まあ、これも思い出ということで。

見どころ
ポスキアーヴォ湖 Lago di Poschiavo

色がすごい…パノラマ列車で堪能する美しい湖の景色はたまりませんでした!イタリア語圏は同じスイスイといえど、家や教会など建物の雰囲気もイタリアっぽい感じで、ドイツ語圏とは雰囲気が違って素敵でした。

見どころ
ブルージオのループ橋 Kreisviadukt Brusio

ベルニナ急行といえば、この一周するループ橋!ここがクライマックスです!

すごーい!本当に結び目のようになっていて不思議な線路です。

進行方向右側(クール⇨ティラノの場合)に座っておくとこの角度の写真が撮れます。

くるっと一周して橋の下を潜ります。

13:00 ティラノに到着 Tirano

途中15分ほどの遅延がありましたが、13時ごろ無事イタリアのティラノに到着しました!あっという間の4時間半でした。

特にパスポートのチェックなどはありませんでしたが、念の為、パスポートは必ず携帯しておいた方が良さそうです。※スイストラベルパスを利用して移動される方はパスポートの携帯必須です。

ティラノ駅には、イタリアの国旗とEUの旗が飾ってあって、ここはスイスじゃないんだーと実感。

駅はこぢんまりとしていました。

ベルニナ急行バスまで約1時間20分ほどあったので、駅を出てすぐのイタリアンレストランで昼食をとりました。駅前なのでザ・観光地のレストランでした。

人は多かったですが、意外とすぐ入れて、料理も結構早く出てきました。

ティラノの物価はイタリアの観光地価格だと思うのですが、スイスから来た私たちはその安さに驚きました。スイスのほぼ半額!!

パスタも10ユーロくらいでした。(スイスだと20ユーロ以上します)

お腹を満たしてバスに乗る準備万端です。

14:20 ベルニナ急行バス 

ベルニナ急行バスは、ベルニナ急行鉄道を予約する際に一緒に予約します。詳しくは別記事で紹介しています。

いよいよイタリアのティラノからスイスのイタリア語圏ルガーノ(Lugano)へベルニナ・エクスプレス・バスで移動します。

ティラノからルガーノまで約3時間です。

バスにはトイレがなかったので事前に行っておくことをお勧めします。

バスには荷物入れもあるので、スーツケースや大きな荷物がある方でも安心です。

バスからもとっても綺麗な景色が見えました。

ティラノを出発して1時間ほどでトイレ休憩がありました。

STEP
17:15 ルガーノに到着 Lugano

スイスのイタリア語圏に戻ってきました。これにて、ベルニナ急行旅終了!

途中見どころで天気がイマイチでしたが、それでも十分楽しめました。

綺麗な景色を楽しめて母も私も大満足でした!

ベルニナ急行の車内サービスについて

車内では軽食とドリンクを注文できました。もちろん、外で購入した飲食物を持ち込んでもOKです。

女性の乗務員さんがオーダーを取りに来てくれました。電車を降りる少し前にまた乗務員さんが支払いで回ってきます。クレジットカード払いOKです。

私はコーラーを頼んでみました。コーラのラベルがランドヴァッサー橋の絵になってて可愛かったです。

ビール、ワイン、ジュース、お水、おつまみなどが購入できます。

トイレももちろんあるので、4時間の電車旅でも安心です。

途中紙パックのハーブの紅茶と、ベルニナ急行列車型の入れ物に入ったチョコが配られました。超可愛いー!これは持ち帰ってお土産にするのも良さそうです。


以上、ベルニナ急行乗車体験記でした!スイスがぎゅっと詰まった電車旅で、すっごく良かったです!一生に一度は乗ってみたい世界遺産鉄道ルートを通るベルニナ・エクスプレスおすすめです!

【次回予告】リギ山に登ってみた!ルガーノから一気にルツェルンまで北上します。

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プロフィール

スイス人夫とスイスで生活している平凡な日本人です。
趣味は海外旅行で、とにかく観光が大好きです。
「痒い所に手が届く"お役立ち"情報」をモットーに《スイス観光情報》や《スイスでの生活に関すること》などを主に発信しています。

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