【国際結婚式レポ】日本で結婚式を挙げました!
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数ヶ月前に日本で結婚式(神前式+披露宴)を行いました。最近は結婚式もかなり多様化していて、日本人同士でも一から十まで決めることがたくさんあって大変ですよね。
私たちのような国際結婚となると、言葉や文化の違いなどで考えることは更に増えます。
これから日本で国際結婚式をされる方の参考になればと思い、私たちの結婚式について私が準備をしていて困ったこと気になっていた項目などについて思いつくままにまとめてみました。
私たちについて
同じ国際結婚といえど、人によって状況はかなり異なると思うので、簡単に私たちの紹介をします。
スイス人の夫、夫家族、夫友人は英語とドイツ語のみ理解可能。日本語は理解できません。
私は英語と日本語と少しドイツ語ができますが、私の家族は日本語しかできません。
私たちの国際結婚式について
結婚式の場所の決め手
私の地元で広島で行いました。
夫の希望で結婚式は厳島神社、披露宴は宮島から船でアクセスできるホテルにしました。
※厳島神社内は結婚式のみで披露宴会場は別で探さなければなりません。
両親が結婚式をしたホテルがちょうど宮島に船を出しているので、そのホテルに決めました。
広島、しかも宮島となると海外ゲストはもちろん遠方ゲストにとってもアクセスが大変なので、ホテルだと前泊・後泊できるのも決め手となりました。
結婚式準備を始めた時期
私は結婚式の1年前に厳島神社と披露宴会場の予約をしました。というのも、厳島神社は1日二組しか式を挙げることができず、とても人気が高いのであっという間に予約が埋まってしまうのです。そのため予約開始となる1年前の同月1日に予約しないと希望日はまず予約できないと言われるほど。
ちなみにスイスで入籍する際に婚姻式を挙げた時のことも記事にしています。
私自身は日本での結婚式についてはあまり考えていなかったのですが、夫が「結婚式は絶対日本でしたい!できれば神前式がいい!」というので、もう埋まっているだろうなと思い1年先の空き状況について厳島神社に問い合わせてみるとなんと数日だけ空きがありました。ほとんどが日曜日の午後だったのですが、1日だけ日曜日の午前が空いていたので、その日に決めて予約をしました。
披露宴会場探し
ゼクシィのブライダルフェアへ母や妹に連れ添ってもらって4ヶ所ほど見学に行きました。ブライダルフェアに参加するとフェア特典で大きな割引があったり、特典があったりするのでおすすめです!
料理フルコースを食べることができたり、実際にコーディネートされた挙式会場や披露宴会場を見学するだけでなく、ドレス試着までさせてもらえるフェアもあります。結婚式のプチ体験ができて、結婚式がより具体的にイメージできるようになるのも良い点でした。
ただ、フェア参加はほぼ1日仕事でかなり疲れます…しっかりと候補を絞って見学されることをおすすめします。
料理を試食したり私たちが披露宴を行うことにしたホテルAは宮島からアクセスがいいこと、両親が結婚式を挙げた場所であることという2点が決め手となりました。
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結婚式までに日本に帰国した回数
1年前に式場を予約したのち、その半年後の年末、つまり結婚式の半年前に一度2人で日本に帰省しました。結婚式準備のためというよりは旅行と帰省を兼ねての帰国でしたが、この時に衣装合わせやその他諸々の打ち合わせを一気に行いました。
その後は、結婚式の2ヶ月前に私だけ先に日本に帰り、細かい結婚式の準備を進めました。式の1週間前に夫が家族や友人と共に来日→本番というスケジュールでした。
ゲストの人数 / 誰を招待した?
ゲストの人数は総数50名程度でした。日本だと一般的な結婚式は70〜100名越えだと思うので、私たちはいわゆる少人数婚になると思います。
一生に一度の結婚式。参列にはご祝儀もかかるし、私たちの場合結婚式場へのアクセスも結構大変。
国際結婚式ということもあり通常の日本の結婚式のマナー通り完璧にできる自信もなかったので、かなり近しい人だけを招待することにしました。
こんなにアクセス大変だけどそれでも来てほしいと気軽にお願いできる仲の友人、アクセスが大変でも喜んで「行きたい!」と言ってくれる友人、この2点を軸にゲストを招待させていただきました。
【スイス】夫の家族と友人
【日本】夫の友人、私の家族、私の友人
【その他の国】私の友人
結果、当日はアットホームでワイワイという感じで、別々のグループの友達も仲良くなったりと、すっごくやりやすかったです。
2人のことを心から本当に祝っている人ばかりというのが伝わってきて本当素敵な結婚式だったよ!
という嬉しいコメントまでたくさんもらいました。
結婚式の司会 / 言語問題どうした?
これは直前まで頭を抱えましたが、結論は、式場提携の司会者さん(日本語)とマルチリンガルの友人(英語)にダブル司会をしてもらいました。
というのも披露宴会場の司会者さんは日本語対応のみ。
式場提携外のバイリンガルの司会者さんに依頼するという手もありましたが、持ち込み料がかかる上に、式場との連携も取りにくいので諦めました。式場提携の司会者さんだと、会場のことを熟知している上にプランナーさんとも綿密に連携が取れるので安心でした。
マルチリンガルの友人には結構直前にお願いしてみたのですが、快く引き受けてくれました。簡単に「これからファーストバイトです」など次第を言ってくれるだけでいいから!と伝えていたのですが、プロ意識かなり高めの友人、プロ並みの素晴らしい通訳司会をしてくれました。
・【式の流れ共有】式場の司会者さんからもらった当日の司会進行の流れを事前に共有し、英語でアナウンスしてほしい部分を伝えました。友人スピーチなどは時間がかかるので通訳なしにしました。
・【新郎新婦紹介】事前に司会者さんからもらった原稿を英語翻訳したものを渡しました。日本語もペラペラなので私が翻訳する必要もなかったのですが、丸投げしたくなかったので。
当日は原稿を見ることもなくスラスラと自分の英語で説明してくれました。
・【お礼】最低限の司会通訳のお願いをしましたが、それでもゆっくりご飯を食べる時間はあまりありません。ホテルの用意と心ばかりのお礼を両親から渡してもらいました。
・【席】通訳司会を担当してくれた友人の席は司会席の真ん前にして司会をしなくていい時はすぐに座ってご飯を食べれるようにしました。
友人はすごく貴重な体験だった!と言ってくれましたが、本当に大変だったと思います。
この友人の司会が本当に素晴らしくて、他のゲストからも大絶賛でした。この友人なしには私たちの結婚式は成り立たなかったと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちの衣装
2人の和装と新郎タキシードはレンタル、ウェディングドレスは自前のものを着用しました。
ドレスはスイスの婚姻式の際に購入したものを着用しました。少し雰囲気変えたくてリボントレーンをオーダーメイドしてつけました。
スイス人ゲストの衣装 / 着物を用意しました
スイスからきてくれた友人や家族にも厳島神社のみ着物を着てもらいました。
流石に着物で食事はしんどいので披露宴前にドレスに着替えてもらいましたが。
夫のお母さんには、私の祖母の留袖を着てもらい、お父さんは式場でレンタルしたモーニングを着ました。
最近ではネットでレンタル注文すると、足袋から肌着までフルセットで郵送してくれる安価なサービスが結構たくさんあります。しかも送料無料の場合も多々!
スイスの男性陣用の着物と別の海外の友人の訪問着は、私がオンラインでレンタル注文しました。
着物はやっぱりとっても華やかで素敵ですね。スイス人女性はみんな苦しいと言っていましたが(笑)、世界遺産厳島神社で着物を着て写真を撮れたのはとても良い思い出になったと言っていました。
そして、スイスからきてくれた1歳と2歳の男の子の赤ちゃん2人には、私たちから袴着物風の子供服をプレゼントして着てもらいました。
これがもうちょーーーーー可愛いかったです!!!!
楽天のこちらの商品を購入しました↓
着脱も簡単で、生地も完全に赤ちゃん着!という感じではなく、結構しっかりしてました。それでいて肌触り柔らかくちょうどいい薄さなのでどの季節でも着れると思います。
スイスの赤ちゃんは日本より少し大きめなので(?)、1歳の子にはサイズ80、2歳の子にはサイズ90を購入しました。ウエストは調節できるようになっているので、多少サイズが大きくても全く問題ないです!
着慣れていないものは着たがらないからと、数日前から少しずつ着せてならせていたようです。当日は脱ぎたくない!と泣くほど気に入ってくれたみたいです(笑)
披露宴の流れ
かなり日本スタイルよりの披露宴にしました。こだわった部分や少し普通とは違う演出にしたところもあるのですが、それについてはまた別記事でまとめたいと思います。
ざっとこんな感じです↓
夫が英語で挨拶、私が日本語で挨拶をしました
夫の友人が英語でスピーチと乾杯をしてくれました。
夫の友人、私の友人それぞれからスピーチをしてもらいました。
プロフィールムービーは自作しました!
夫は夫のお母さんと、私は父と入場しました。
かなりボロボロのダンスで恥ずかしかったですけど、良い思い出です。
両家父には私たちの生まれ年のワインを、私の母には花束を、夫のお母さんには装飾した写真をプレゼントしました。
ここは普通の結婚式とは違うポイントで、夫のお父さんから英語でスピーチ、私の父から日本語でスピーチをしてもらいました。私は女三人姉妹のため私の父が結婚式でスピーチをすることはこの私たちの超イレギュラーな結婚式しかないと思ったからです。
結果ゲストからはすごく良かったと言ってもらえたポイントでした。
最初同様、夫が英語で、私が日本語で挨拶をしました。
お見送りのプチプレゼントはベルンのお菓子「マンデルベアリ」を配りました。
私的にはかなり盛りだくさんな結婚式だったと思うのですが、司会者さんにはこれなら時間に余裕がありますねーと言われました。
本当に思いついたことをざっと記録する記事になってしまったのですが、今後は以下のような内容についてまとめて記事を作成しようと思います。また、日本での国際結婚式について他に気になることがあればぜひコメントください!
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