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【国際遠距離恋愛のゴールとは】コロナ禍会えなかった2年間。私が下した決断とその裏にあった悩み。

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国際遠距離恋愛のゴールはずばり「国際遠距離恋愛を終わらせること」だと思います。それは恋人と一緒になる事かもしれないし、別れを選ぶことかも…

特にコロナ禍でこのような2択で悩み苦しみ大きな決断をした人はたくさんいると思います。私もその一人です。結果的に私は前者の「パートナーと一緒になる」という選択肢を取ることで、国際遠距離恋愛を終了することになりました。

今回はコロナ禍の国際恋愛の悩みと、私がこの決断をした経緯やその裏にあった大きな悩みについて書きます。

目次

コロナ禍の国際遠距離恋愛

私たちは2018年の秋頃から付き合い始め最初から国際遠距離恋愛でした。

詳しくは馴れ初め記事にいてます。お互いスイスと日本を行き来しながら年に3〜4回まとまった期間会っていました。2020年2月彼氏に会いにスイスへ1週間行きました。それがコロナ前最後の対面となりました。

コロナが始まって最初は「まあ数ヶ月、長くても一年くらいで会えるだろう」と思っていた私たち。でもコロナが始まって半年くらい経ちこれはとても長い戦いになりそうな気配が…。

先が見えない、次いつ会えるかわからないそんなストレスで私が彼氏に当たることが多くなりました。

彼氏は結構割り切りタイプで、「僕も会いたいけど、今僕たちにできることは何もない。」と言っていました。今振り返ればもっと私に寄り添ってよって感じですけど、彼氏のこういう冷静な意見に救われたことも多々ありました。

ありがたいことに今では好きな時に無料で電話やメッセージ、ビデオチャットなどができる時代です。この近代技術に助けられながらなんとか1年をやり過ごしました。LINEどころか携帯もない昔に国際遠距離恋愛をしていた人たち大尊敬です…。いくら毎日話せてもやはり物理的に会えないのは本当に辛かったです。この人本当にまだ実在しているのかなとすら思い始めるようになりました。笑

1年経っても全く終わる気配のない様子のコロナ、むしろ悪化してく状況に、これからどうするかについて真剣に話し合うようになりました。

スイスへ渡る決断をしたきっかけ

スイスへ渡る決断をしたきっかけは彼氏の仕事がひと段落したことです。

馴れ初め記事にも書きましたが、彼氏は転職したてでしばらくはトレーニング期間(試用期間)でした。お給料はもらっていましたが私を面倒みれるほどの収入ではなく、コロナ禍遠距離中も「スイスに来て欲しいけど、今の僕の収入では君の生活の責任は持てない」と言われていました。

これを言われた時すごく感心しました。それだけ真剣に私の人生について考えていたと言うことだと思ったのです。衝動で「どうなるかわからないけど二人で一緒に暮らそう!」と愛は盲目みたいなこと言ってほしい気持ちもありましたが、言わなかったことでよりこの人なら結婚してもいいかもと思いました。

しかし、コロナ国際遠距離恋愛2年目に彼氏が正社員となり安定したお給料をもらえるようになりました。そこからはピーターが毎日のように「スイスに来てほしい」と言ってくるように。

一方私はというと、今すぐスイスへ飛んでしまいたい気持ちと、日本で築いてきた生活を崩すことへの抵抗感や不安感で葛藤する日々が始まりました。

移住決断の裏にあった悩み

退職することへの抵抗感

私は当時新卒で採用してもらった会社に2年ほど勤めていて、もうすぐ3年目と言うところでした。

やっと仕事がわかり始めてきたと言うか、自分が何をしているのか分かり始めてきたところでした。このまま辞めてしまうのは勿体無いと言う気持ち、会社や育ててくれた上司に申し訳ないと言う気持ち、固定収入がなくなる不安、それはもうたくさん悩みました。

でも、この国際遠距離恋愛を終わらせるには遅かれ早かれ仕事を辞める時がくると言うことも分かっていました。確かに周りに迷惑をかけてしまうけど私の代わりはいくらでもいる。私にとって今一番大事なことは何か、私の今後の人生のために今何をするべきかを考えると答えは明確でした。

ありがたいことに上司に事情を相談すると惜しみながらも私の今後の新しい生活を応援してださり、職場全体で温かく送り出していただきました。たまたま上司の娘さんも国際結婚していたという経緯があり、コロナ禍の国際恋愛の大変さもとてもよく理解していただきました。

また、コロナ禍でお金を使うこともなくなり、貯金が目標金額まで貯まったと言うのもスイスへ行く決断の理由となりました。

家族から遠く離れてしまうこと

これは今でも本当に悩むし辛いことです。

海外在住の皆さんが抱え続ける悩みだと思います。高齢の祖父母、持病がある祖母、親、、特にこのコロナ禍では何かあっても簡単に日本に帰れないですし、サポートもできずとにかくみんな元気でいてくれることを祈る日々です。

将来的には親の介護についても考えなければなりません。そんな不安を口にすると妹が、「それは親元の近くにいる私が考えることであって、姉ちゃんはとりあえ自分の人生のことを考えて」と言ってくれたんです。この言葉に本当に救われましたし背中を押されました。

でもやはり将来的には日本に、親の近くに戻りたいなとぼんやり思っています。

決断

そしてついに2021年、会えなくなってから約1年と数ヶ月が経った時にスイスへ行く決断をしました。決断から半年後の2022年12月「近い将来結婚を見据えた上で同棲生活をする」と言う形でスイスへ渡りました。

ビザがなく3ヶ月しか滞在できなかったので、本当に2人でやっていけるかのお試し期間として3ヶ月彼氏と一緒に生活を始めました。2年間会えなかった分再会した時の喜びは言葉に表せないくらい本当に幸せでした。少し緊張もありました。(慣れて当たり前になってしまった今、この時の気持ちをもう一度思い出さなければ…笑)そして、3ヶ月のお試し期間が終わって日本へ戻る直前に彼氏からプロポーズされ、今に至ります。

色んな悩みを抱えながらも家族や友達周りに応援してもらって下したこの決断に全く後悔はないです。

海外生活におすすめ!

スイスへ引っ越すときに日本から持ってきてよかったものNo. 1は海外対応のドライヤーです。スイスに来て硬水に髪の毛やられるのでケア用に持ってきました。海外でも日本でも使用できるので美髪を目指す方におすすめです。


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プロフィール

スイス人夫とスイスで生活している平凡な日本人です。
趣味は海外旅行で、とにかく観光が大好きです。
「痒い所に手が届く"お役立ち"情報」をモットーに《スイス観光情報》や《スイスでの生活に関すること》などを主に発信しています。

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